Stata勉強-0

仕事でStata(ステータ)を使う必要性が生じた。

ソフトウェアについて調べてみると、LightStoneという会社が日本の代理店らしいのだが・・・
http://www.lightstone.co.jp/stata/gradplan.htm
http://www.lightstone.co.jp/stata/price_ac.htm
http://www.stata.com/order/new/edu/gradplans/student-pricing/

ライセンスが大量にある。
半月、一年、永年、CPU1core 2core 使用可能変数数・・・
値段設定もいやらしい。
TEDでDan Arielyが紹介していた紙ジャーナルとオンラインジャーナルの料金設定の話みたいだ。
この多様性にどれほどの意味があるのか・・・
なお、最安値でも35$。購入は諦める。

ネットで調べたところ、いくつかpdfを見つけた。
経済分析のためのStata入門
http://park1.wakwak.com/~mt_tosiyuki/web-page/stata-index.html
初学者向けのようだが、最終更新が2006年となっており、Stataの起動画面背景に"インターネットに接続"アイコンがある・・・Windows98か?

ネコでもわかるStata入門
http://www.cs.reitaku-u.ac.jp/sm/shimizu/Lecture/Reitaku-Univ/Seminar/Stata_Program/stata-manual2.pdf
分かりやすい。



図書館でも探すことにした。
貸し出し可能で、比較的新しい本を3つ選択した。


1. Stataによる計量政治学(2013)
http://www.amazon.co.jp/Stata%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%A8%88%E9%87%8F%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AD%A6-%E6%B5%85%E9%87%8E-%E6%AD%A3%E5%BD%A6/dp/4274069109

Ⅰ部とⅡ部に分かれており、Ⅰ部は卒論修論用のリサーチデザインのいろはが解説されている。
Ⅱ部は非常に丁寧に解説しているが、そのためか、脚注がどのページも大量にある。
ロジスティック回帰分析の解説と実演があり、この部分はよく読んでおく。


2. Stataで計量経済学入門第2版(2011)
http://www.amazon.co.jp/Stata%E3%81%A7%E8%A8%88%E9%87%8F%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E7%AC%AC2%E7%89%88-%E7%AD%92%E4%BA%95-%E6%B7%B3%E4%B9%9F/dp/4623060772

初版が2007年。第2版まで出ているので結構受け入れられているのかもしれない。
計量経済学入門とあるが、時系列データの分析や生存時間分析などが書かれており、このあたりをよく読んでおく。
章立てが冒頭の"経済分析のためのStata入門"とよく似ているが著者名は一致してない。
どういうことだろう。


3. Stataによる社会調査データの分析(2008)
http://www.amazon.co.jp/Stata%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE%E5%88%86%E6%9E%90%E2%80%95%E5%85%A5%E9%96%80%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BF%9C%E7%94%A8%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%9F%B3%E9%BB%92-%E6%A0%BC/dp/4762826022

2014/5/18に改訂版がでるようだ。
社会調査ということで、使途には一番合致している。
ただし、社会調査についての話はどちらかというとぶつ切りで、機能の説明の為に状況を作っている印象があり、マニュアル的に使うのに良さそう。
読みやすくわかりやすいので、改訂版は給料が出たら買ってしまってもいいかもしれない。


週末はこの辺をいじろう。